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悲惨なフィラリア末期

マーチ君の記事 №1


支援者の方から、フィラリア症の犬について
メールが届きました。

飼育放棄で引き取ったコーギーが、体調悪化との事。
・ 生れ付き心臓に穴が開いている
・ フィラリア強陽性

たまに咳も出ているようですから、もうフィラリア症末期に
近いかも知れません。

現在は、肺炎・腎不全も発症し、食欲もなく心配な状況。
最期まで頑張って介護しておられるとの事、
心から感謝致します。



コーギーの履歴

『 今年11歳になるオスのコーギーがいます。
  この子は4年前、前の飼い主に飼育放棄され、
  とうとう保健所に…となった時、私の父が引き取って
  来た子です。

  病院を受診したら、生まれつき心臓に穴が開いている
  加えてフィラリア強陽性の子でした。

  肺炎・腎不全とも診断され、毎日通院し少しずつ
  良くなって来ていると思ったらまた悪くなり、
  病院へ行く前に家の庭で倒れてしまい緊急入院。

  今度は、肺炎は良くなってきているが、心臓に
  確認出来るだけで二匹のフィラリアがまだいる。
  フィラリアのせいで肺がタバコを吸う人みたいに
  堅くなってくるから、そのせいで息がしづらくなって
  いるのでは…とのことでした。 

  先生から酸素ハウスも考えて置くよう説明がありました。


  前の飼い主は、犬小屋さえ与えず、雨が降れば濡れっぱなし、
  日が照れば照らされっぱなしの環境だったらしく、
  我が家へ来てからはもちろん犬小屋はありましたが、
  それまでの影響か、小屋へ入った所をほとんど見た
  ことがありません。

  前の飼い主一家に、新しく建てた家には連れて行きたく
  ないからと、元の家の敷地に繋いで置きざりにされて、
  その家のおばあさんが、ご飯をあげなどに通って来て
  いたらしいのですが、
  雨風すら凌げない・・
  飲み水にはボウフラがわいている・・
  繋留ひもは繋いである鉄鋼にグルグル巻きになって
  しまっていて身動きがとれないという環境・・。

  それを父が見つけ、みるに見かねて世話に通うようになり
  結局我が家へ…となりました。

  コーギーを一番可愛がっているのは父、
  そのコーギーが一番好きなのも父です。
  最期まであきらめずに介護をしたいと思います。』



本当に悲しい状況ですね。
お便りを読みながら涙がポタポタと落ちました。


生れ付き心臓に穴が開いているのなら、手術や治療が
必要なのに、そんな事はお構いなしに販売された・・。

コーギーという純血ブランドである為、金儲けの道具でしか
ありません。


しかも、残酷な飼い主によりフィラリア症を罹患、
発症しても病院へは掛けてもらえなかった。

ただでさえ苦しい心臓に、追い打ちの苦しみ・・。



支援者のお父さんに巡り会って引き取られ、
肉体的には苦しく辛い毎日でしたが、大好きなお父さんと
一緒と言う事で、今は心が満たされていると思います。


フィラリア症で、様々な症状が出て来たら、正直言って
もう打つ手は有りません。
苦しまないよう緩和ケアの治療を施して、痛みや苦しみを
感じさせないようにしてあげるのも一つの選択肢。

現在は、緩和ケアも進歩していて、薬を使い分けて
治療するので安心して受けられます。


コーギー君、頑張れ~~ 
大好きなお父さん、お姉さんが見守っているよ。




マムも今までに、フィラリア症の犬を沢山引き取りました。

末期の犬はどの子も辛そうで、側で見ているこちらの心が
ナイフで突き刺されるように感じ、痛ましい思いで
見守りました。


保健所から引き取ったコリンちゃんと名付けた柴犬は
もうフィラリア症の末期で体中がむくみ、腫れ上がっていました
引き取って1ヶ月目に死亡。

moblog_bf6ed02a.jpg

遺品がこのボロボロの首輪だけ。
飼い主宅でも誰に顧みられる事も無く、外に繋ぎっぱなしに
されていたのでしょうね・・・。

moblog_7dbb6068.jpg

痩せて干からびて、体中むくんで、呼吸も苦しそうで
悲惨な状況だったコリンちゃん、
息を引き取る間際まで、抱っこしたり優しく介抱してもらい
初めて人間の暖かさを知ったに違いない。

この時は、ちゃこ天ママさんが預かって最期までお世話
下さいました。

moblog_0cc78301.jpg


この他にも、
・ 末期で腹水が溜まり、お腹から水を抜きに通院した犬。
・ 緊急措置で心臓から状虫を抜き取り手術した犬。
・ 肺や心臓にも水が溜まり、呼吸が苦痛となっていた犬。
  
など沢山のフィラリア症の犬を見て来ました。
どの犬も最後は苦しみで喘ぎながら息を引き取りました。


そして断言できる事は・・・
フィラリア症は飼い主が予防できる唯一の病気。

予防薬さえ飲ませれば、飼い主が自分で防げる病気で
あるという事

言い換えれば、フィラリア症は、怠惰な飼い主が作る病気
と言っても過言ではないと思います。


犬も人間も、辛く悲しい結果はイヤです。
愛犬のフィラリア予防を必ず行いましょう。

動物から受ける愛や信頼は、飼い主が責任と義務を
果たしてこそ、胸をはって受け取れる価値のある証し。

今年も予防の時期が来ました。
獣医さんの指示通り期間内はキチンと予防しましょう。

ただ、温暖化?の影響か・・
気温が高くなって蚊の発生期間が長くなっています。

予防は4月から12月までと指導される獣医さんもいますので、
詳しくは獣医さんとご相談ください。

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プロフィール

はちかねこ2

Author:はちかねこ2
静岡県浜松市を中心に、
心や体に傷を受けた犬達の
ケアを行いながら、新しい
家族を捜す、などの活動を
しています。

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