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サークルマムの活動日誌2

静岡県浜松市を中心に心や体に傷を持ち、譲渡不可能な犬達の終生飼養や啓発活動をしています。

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2015-04-18 (Sat) 00:00

トニコばぁさん

トニコばぁさんが 健康診断と 眼の洗浄に病院へ ・・

右目は白内障で視力ナシ 
左目も緑内障で視力ナシの上に ドライアイ 

ドライアイは 涙が全く出なくて 眼の表面が乾いている状態 
涙が出ないと眼球の表面に付着した汚れや 老廃物を洗い流す事が
出来ない
結局 膿や目ヤニがひどくなって 放置すると眼が爛れてくる

その為 毎日 目薬を指すのだが どうしても落ちない汚れが残り
眼の表面にこびりついてしまう
点眼薬だけではキレイにならないので 目の状態を診てもらいながら 
洗浄してもらう

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待っている間 こんなに大人しく出来るので 先生からも
トニコちゃんは良い子だね と誉められた

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こんなお婆さんなので トニコちゃん と呼ばれると恥ずかしい 

トニコの名前は 大変 ユニークな命名です

天竜川の河川敷に 行き倒れていたのを発見され 病院へ搬入された
痩せて 干からびて しかも皮膚病で 両目もグチャグチャで 
タヌキかイヌかの区別が付かなかったほど ・・

この時に病院のスッタフさんが 思い付いたのが ~ 
この犬は顎がアンダー  
顎が特徴的なのがアントニオ猪木さん
この子は女の子なので アントニオではなく アント二コ  
アント二コ ・・ トニコ 
それ以来 トニコさんで通っています

老犬で眼は見えないが その分性格がとても良い
誰にでも尻尾フリフリでウエルカム
ただ一つ 眼が見えないので 吠えて確かめようとする
来訪者があると吠える ご飯の時にも吠える 散歩に誰かを
連れて出ると帰るまで吠えている

住宅街では これだけ吠えたら嫌がられるだろうな
もしかしたら 吠える事が原因で 捨てられたのかもしれない


眼よりも問題なのが 老化に伴い心臓の弁が悪化している事

心臓の弁は 心臓の拍動で 閉じたり開いたりしているが
心臓から血液を全身に送る為には 弁がきっちり働かなくてならない

その弁がヘラヘラになると 心臓から血液を送り出す時 血液の
逆流が起きる

逆流が多くて全身へ血液が送れないと 一層 心臓が頑張って働く
頑張り過ぎると 心臓が疲れて動きを止めてしまう これが怖い

エコーで視ると スゴイ逆流するのが確認出来る
もし 人間なら人工弁の手術も可能だが 動物にはまだ無い

飲み薬の量がやや増えた

しかし このような状態になって 今まで助かった犬はいない

老犬は寿命が尽きるのと 病気で心臓がダウンして亡くなるのと 
区別がつかないのだが 状況からして この先 何年も生きてと
望む事は無理だろう

自覚症状が無いので 本人はいたって元気 
周りも気が付かないのが一般的らしい
毎年 健康診断を受けて 様子を見守って行くしかない


トニコばぁさん 今年は皮膚の状態が順調で アカラスも発症していない
食欲が有るので ミルクもまだ必要としていません

もっぱら オヤツのご支援を募っています
歯は丈夫なので やや硬めのオヤツでも可

心臓は悪いものの 食欲もあり元気も良いので普通の食べ物 OK 



トニコばぁさんに 心臓の薬代のご支援を募っています 
現物でのご支援なら アピナック錠 12.5mg でお願いします


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最終更新日 : 2015-04-18