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浜松獣医師会講演 「3・11から学ぶべきこと」 の報告 

2月8日に浜松市獣医師会主催の講演会が開催され
あいにくの雨でしたが沢山の聴講希望者が集まり 150席のところ 
200人を超える大盛況となりました

ジジママが分かり易くまとめてくれましたので 掲載致します
長文になりますので 続きを読む ・・ も是非ご覧ください



『 浜松獣医師会講演 「3・11から学ぶべきこと」 の報告 前篇

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※ 講演会の様子の写真はいわたわんこさんから拝借。

明日にも起きるかもしれない大地震。
愛するペットの命を守るのは誰か? その時どうすれば助けられるのか?
ただ毎日を不安に過ごしているのではなく、普段の生活の中でどんな心構えと
準備ができるのかを学んできました。

前篇後篇に分けて講演の内容をざっと紹介します。


講演タイトル 『災害時、愛犬と動向非難する心構えと準備』

講師は、JAHA認定家庭犬しつけインストラクターの利岡 裕子(としおか ゆうこ)
先生です。
(静岡市で「ドッグスタジオ ユッコ」というしつけ教室をされています。)


「ペットの同行非難のすすめ」のガイドラインが環境省からも出ています。
http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/h2506.html

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風呂敷を使った抱っこヒモの写真
写真では猫を使っていますが 猫は暴れて飛び出すので
キャリーの方が良いようです

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同行非難はまず自助の力

「同行非難」とは、犬と一緒に安全に避難すること。



愛犬を守るにはまず自分の命を守ることから!

① 地域の防災計画を確認しておく

② ハザードマップを調べておく(※市内の避難所や天竜川の洪水シミュレーショ
ン、土砂災害警戒区域、東海地震の被害想定を、浜松市公式WEBサイト
Fhamamatsu%2Fbousai%2Findex%2Easp&npr=> 「浜松市防災マップ」で見ることができ
ます。)

③ あなたの住まい地域の危険度の確認

④ あなたの家の安全度の確認(耐震性、土砂災害、液状化現象など)

⑤ 災害時というのはものすごい音が鳴っている事があります。そんな時に慣れな
い道や聞き慣れない音で犬をパニックにさせないよう、日頃から避難経路を愛犬と散
歩しておく。



例えば、「いつも家ではおすわりやお手が得意なのに、散歩に行ったときはできな
い。うちの子はバカなのかしら~?」という飼い主さんがよくいるのですが、それは
犬は応用が苦手な動物だからなんです。普段できないことは、災害時にはもっとでき
ません。ですから日頃から慣らしておく必要があるのです。とお話ししていました。





日頃の備えが大切!



減災 家庭内ワンちゃん危険度チェック



・室内飼育・・・普段どんなとこにいますか?夜寝る時は?

家具が転倒して下敷きになったり救助が困難になったりしないよう、しっかり固定し
ていますか?

・屋外飼育・・・係留している?

犬舎でおフリード?敷地内で自由?

・留守番・・・何日も助けに行けないかも

災害時はとにかく水の確保がとても大変。

犬は体重1㎏=50mlの水が必要です。日頃からバケツにたくさん水を用意してあげ
るように。



犬のパニックを悪化させるのはパニックになった飼い主。落ち着いて犬をコントロー
ルすること。

首輪は普段からつけておく。

(指が1~2本分入る程度にサイズ調節しましょう。ゆるくては脱げて脚などに引っか
かったりする危険があります。)

鑑札・迷子札・マイクロチップを装着し、氏素性がわかるように!





手探りでも分かるところに、数か所場所にサブのリードを常備。クレートの上などに
置いておくと便利。

空輸用のクレートは頑丈。常に寝床として使って守る。



非常持ち出し袋を用意しておく。

備蓄品を敷地内のあちこちに用意しておく。

優先順位

① 命や健康にかかわるもの

処方食と薬は特に手に入りづらくなるので備蓄可能か医師と相談。フード、水、予備
の首輪とリード、器など

② 飼い主とワンちゃんとの記録

飼い主の連絡先や写真など身元がわかるもの。ワンちゃんの特徴、病歴、健康状態、
掛かりつけの病院など

③ 最低限の生活用品

ペットシート、うんち袋、グルーミングセット、洋服、靴下、保冷、保温ができるも
のなど



病気予防や不妊手術をしていないことで、犬を一時預かりしてもらう人に負担を掛け
てしまう。

日頃からの健康管理は飼い主として当然のこと。ブラッシングやシャンプー、爪切
り、肛門膿のケアなど、日頃から自分がしてあげられるようにしておきましょう。





後篇はまた後程~





獣医師会の先生からマイクロチップに関するお話が合ったのですが、

最近ではペットショップでもマイクロチップを装着した状態で売られていたりするの
ですが、購入された店の情報のままになり、飼い主の名義変更がされていないため飼
い主が判明しないので、必ず変更届をしてください、ということと

マイクロチップは病院で装着する物にしてください!ということ。

というのも、一般で販売されていたり、ペットショップなどで装着されているものな
どの他のメーカーで独自に作られているものは、行政の方では登録されていません。

浜松獣医師会に所属している病院ならば料金は一律になっています。

そして、故障していないか、年1回はチェックしてもらいましょう、ということでし
た。

東日本大震災の時、一足先に高い場所に逃げていた人が、津波で流されていく人や犬を必死で引き上げる時、噛もうとしたりする犬はとっさに手を放してしまい、それで命を落とした犬もいたという被災した人からの体験談もあったそうです。

そんな時、救助してもらえるように
常日頃から触られたり、抱っこされることにならしておくことで愛犬が助かる可能性が上がります。
また、避難所生活ではペットも一緒に入れる所でも、他の人への配慮が必要ですし、ブラッシングを好きにさせ、衛生管理のケアもできるようにしましょう。一時預かりをする人への負担も減らせます。
服を着せられるよう慣らしておけば、避難所で抜け毛が落ちるのを抑えられます。
せっかく助かった被災犬の中には瓦礫が毛に絡まり、皮膚に刺さり感染症を起こして1~2週間で亡くなったコたちもいたそうです。
津波の後はヘドロだらけ。足がずぶずぶ埋まってしまい怪我の元です。人間の靴下でもいいので履けるよう慣らしましょう。匂いが付いた靴下の方が、犬は興味を持ちますので、楽しい雰囲気のなかやってみましょう。

では、うちのコは同行非難は無理かもしれない。という不安があるワンちゃんは?
・噛むなどして触ることができない。
・コントロールできない。
・極度な怖がり。
・極度な無駄吠え。
この様なコは噛み付き事故を起こしやすい。
どんなに良い飼い主さんでも、そういう気質の子もいる。
自分は飼い主失格・・・なんて自分を責めないで、専門家に相談してみることをお勧めします。
どんな犬にも共通しているのは、パニック状態になった時、少しでも扉を開けたら確実に飛び出します。小さくても、短足でも、太っていても、そうなると捕まえる事はできません。外に逃げる前には犬が飛び出していかないよう注意が必要。

小型犬などは抱っこして逃げた方が良いのですが、
大きな地震があった後、津波から逃げる時、人は足が動かなくなってしまいます。そうなると手を使って這うように逃げます。
犬を抱っこして逃げようとすると落としやすい!
では、キャリーやバッグの中に入れるのはどうかと言うと、体にふっとするようなものならいいのですが、肩にかけブラブラとしていると走って逃げる時、腰のあたりで前後に揺れて転倒する危険があります。(それで実際に被災した飼い主さん達は、犬をそこから出して抱え、バッグを捨てて逃げのだそうです。)
自分が転ばないで、犬と逃げる方法を考える必要があります。

実演で紹介されていた
『風呂敷を使った犬と非難する方法』
① 大きめの風呂敷を三角におります。
② 端と端を結び、三角が下に向くようたすき掛けにします。
③ 開いた所にワンちゃんを入れ、手で支えながら縛ります。
(※もし、説明が間違っているよ~というようでしたらご指摘して下さい。)
キャリーは身体にフィット感のあるもので、なおかつ両手がフリーになるものが良い。
風呂敷は非常に役に立ちます。動物が苦手な人の中には、「毛が嫌だ」と言う人も多いですから、犬に着せる服が無ければ風呂敷で、首の所と胴の所で結んでやれば抜け毛が落ちるのを防げます。


家族で同行避難先を考えておきましょう!


避難所生活・今からできる備え

・日常生活でクレートを使い狭い場所に慣らしておく。ダンボールに慣らしておく。
クレートやケージの数が間に合わず、ダンボールで仕切られることが多いです。
ダンボールの中におやつを置いて、リードはを付けた状態でワンちゃんに「GO!」とおやつを取りに行かせる、というゲームをくりかえします。ダンボールから出てくる前にふせができるようであればおやつでご褒美を~。


・どんなお皿から、どんなフード・水でも飲食できるようにしておく。誰の手からでも食べられるようにしておく。
お惣菜のパックなど意表を突いた皿を使ってみると良い。

・お散歩でいろんな場所、人、音を体験させる(注意!)無理強いは逆効果。怖がるコは専門家に要相談。

・服、靴下に慣らしておく
・これは当然!!飼い主のマナー
排泄物の始末、抜け毛の始末、周りの人への配慮、近所付き合い、近所の犬友との関係・・・


ワンちゃんだけを他に預ける場合・・・
(国の動物救護本部、行政の保護センターを)

犬だけ自宅待機させる場合は、玄関などよく見えるところにわかりやすく、飼い主の名前避難先と連絡先などの情報を張っておくこと。

そして、愛するペットを預ける場所を間違えないように!とも言っていました。
火事場泥棒とでもいうべきでしょうか。
被災して混乱しているのをいいことに、ボランティア団体と偽り、預かった犬を勝手に売買して金儲けする悪い人たちがいたそうです。そうなればもうどこでどうなってしまったかわかりません。

2015年1月9日時点で、震災による死者・行方不明者は18,483人、建築物の全壊・半壊は合わせて401,567戸・・・。

自分の命を守れてこそ、愛するペットの命も守れます。特に強調されていたのは『物より命が大切、とにかく命の確保‼』と話していました。

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プロフィール

はちかねこ2

Author:はちかねこ2
静岡県浜松市を中心に、
心や体に傷を受けた犬達の
ケアを行いながら、新しい
家族を捜す、などの活動を
しています。

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